外壁リフォームでは、どんな塗料を使うかが一番の決め手になります。
10年ほどもつ塗料もあれば、数年でダメになってしまう塗料もあり、価格にも差があります。
塗りたての状態では差が出にくいので、誤魔化して安い塗料をつかったり、本来重ね塗りすべきところを手抜きする悪徳業者がいるのも事実です。
また、大手のリフォーム会社でも、本当は外壁材の種類や劣化の度合いによって塗料を変えないといけないところを、同じ塗料しか使っていないケースもあるようです。
値段も大きなポイントですが、あなたの住まいをいたわる気持ちを大切にしてくださいね。
【家を「使っている」という意識がありますか?】
例えば車に乗るときには、塗装のはがれたままの状態では乗りませんね?
ましてそれで友達と遊んだり、家族や恋人を乗せてドライブ・・・なんて、まずしないと思います。
出来るだけ綺麗な状態で車に乗りたいと思うのは、それが自分の「所有物」だという意識があり、車の状態から自分の使用状況や使い方が悟られてしまうのが嫌だから、という心理からです。
家も一緒・・・いや、それ以上に本来は気を使わねばいけないのですが、なかなか気付きません。
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それは家に対しては「使っている」という意識はなく、何気なく見落としてしまいがち。気付いていても、「また今度」「○○のついでのときに」と後回しにされてしまいがち。ですが間違いなく、家は毎日使用されています。毎日少しづつ傷んでいるのです。
そして車よりも雨風にさらされるものですから、当然車よりも傷みは激しいのです。
ですが緊急性に乏しいのか、外壁や屋根の塗装や修繕というものは緊急性に乏しいと思われがちです。
一刻も早い対策が、ご自宅の寿命を5年、10年・・・と長持ちさせるのです。
家は一生のうちに何回も買うものではありませんし、将来的に取り返しのつかないことになる前に、修繕や塗装をしましょう。
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